安室奈美恵 「break the rules」 全曲レビュー

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2000年12月20日発売、安室奈美恵5枚目オリジナルアルバムです。

前作と同様、小室哲哉ダラス・オースティンとの共同制作です。

2000年の安室奈美恵は、小室ブーム終焉を迎えつつあり、NEVER ENDが久々のロングセラーとなり少し勢いを取り戻したものの、宇多田ヒカルMISIAなどのR&B勢や、浜崎あゆみ、倉木麻衣などに押され、安室奈美恵の人気も大分低迷してしまいます。

オリコンの週間アルバムランキングでは、ついに1位を逃してしまいました。(同週の1位はLUNA SEAの解散前ベストアルバム「PERIOD」。)

新たな方向性を模索中の時期でもあり、R&B洋楽テイストの曲が多いですが、小室ダラスの曲がいい具合に混ざり合っていてとても面白いアルバムに仕上がっています。

曲としても、シングル向きのような華のある曲こそ少ないですが、なかなかの良曲が揃っておりアルバムとしても程よくまとまっています。

ではさっそく全曲レビューしていきます。

レビュー

1 RULE 8AM

インスト(?)朝の8時のワンシーンでしょうか。

よくわかりません。

評価無し

2 no more tears

小室曲。最後のベスアルバム「Finally」に収録されている、「How do you feel now?」を除けば、最後の小室プロデュース曲です。

11曲目収録のダラス・オースティンプロデュース「think of me」とともに、シングルカットされました。

アップテンポで軽快なナンバーです。あまりメジャーな曲ではないけれど、隠れた名曲の一つです。

この頃は、globeトランスに移行している時期であり、この曲も少しその面影がありますが、globeのようにゴリゴリのトランスではなくとても聴きやすいです。

安室奈美恵のキーや声質合わせて上手くアレンジしている小室さんの力量はさすがです。

評価 ★★★★(4.0点)

3 better days

ダラス曲。洋楽チックR&B調の曲で、終始淡々としたメロディーが続きます。

前曲の「no more tears」とこの曲で、このアルバムの方向性がほぼ確立されています。

評価 ★★★(3.0点)

4 break the rules

小室曲。アルバムのタイトルナンバーです。

この頃の小室は、宇多田ヒカルR&Bの影響を大いに受けており、R&B洋楽を意識した作りの曲が多くなっています。

タイトルは、今までの路線を捨てて、新しい路線を開拓していく、というメッセージが込められていると個人的には解釈しています。

評価 ★★★☆(3.5点)

5 LOOKING FOR YOU

小室曲。この曲も洋楽を意識したつくりになっています。

アップテンポなナンバーです。

小室さんの洋楽路線の曲はとても聞きやすい曲が多いです。

小室さんのこの路線、結構好きなのですがあまり続かなかった(一般受けしなかった?)のが残念です。

評価 ★★★☆(3.5点)

6 PLEASE SMILE AGAIN

小室曲。大好きです。ファンの間では、PSAと略されることも。

「Finally」に収録されていないのが残念です。

安室奈美恵が小室哲哉に「ロックな曲が歌いたい」と直訴して作られた曲。一度聞いたら癖になるイントロがこの曲の全てです。

アルバムバージョンは、アレンジがよりロック調になっています。また、コーラスが追加されています。

個人的にはアルバムバージョンの方が好きです。

評価 ★★★★☆(4.5点)

7 never shoulda

ダラス曲。洋楽テイストの曲です。

ちなみに「shoulda」とは、should have の省略形です。

脱小室を目指して、少しずつHIP HOP路線を意識しつつあるのが分かります。

ダラス曲は「Finally」に1曲も収録されておらず、この時期が丸々無かったかのような悲しい扱いを受けています。

個人的には安室奈美恵ダラス・オースティンの組み合わせは最高の組み合わせで、もう少しこの路線を続けてほしかったです。

評価 ★★★★(4.0点)

8 CROSS OVER(Album Mix)

小室曲。「PLEASE SMILE AGAIN」のカップリングです。

「no more tears」と同様にアップテンポトランスチックなナンバーになっています。

この曲も安室奈美恵の中ではマイナーな曲ですが、マニアックさとキャッチーさが絶妙に組み合わさった名曲です。

ちょっと「toi et moi」に似てます(笑)

評価 ★★★★☆(4.5点)

9 GIRLFRIEND

ダラス曲。「SOMETHING ‘BOUT THE KISS」のようなR&B調の作りになっています。

怪しい(?)感じの曲調がなんともいえない

評価 ★★★★(4点)

10 NEVER END(Album Mix)

小室曲。沖縄サミットの曲でとても有名な曲ですね。シングルは2000年7月発売です。

CDの売り上げは60万枚を超え、人気が低迷しつつあった中、久々のヒット曲ロングセラー曲となりました。

個人的には、この曲が小室哲哉最後のヒット曲です。

Bメロがとても好きです。

評価 ★★★★☆(4.5点)

11 think of me

ダラス曲。ダラス曲の中では一番好きな曲です。バラード曲になっています。

2曲目の「no more tears」とともにシングルカットされました。

聴いていてとても落ち着きます。

評価 ★★★★☆(4.0点)

12 RULE 8PM

インスト(?)今度は夜の8時のワンシーンでしょうか?

15秒くらいで終わります。

評価無し

13 HimAWArI

小室曲。アルバム曲でありがら、後に発売されたバラードベストアルバム「Ballada」に収録されています。

タイトルは、「ひまわり」と読みます。大文字だけ読むと「ハワイ」と読めるのは、このアルバムがハワイで作られたからでしょうか。(ハワイの綴りは「HAWAII」ですが…)

聴けば聞くほどはまります。名曲です。

評価 ★★★★☆(4.5点)

14 no more tears(REMIX)

2曲目のリミックスです。

「HimAWArI」が素晴らしい名曲なのに、なぜ最後にこれを収録したのか疑問です。

無駄に長いです。

評価 ★★(2点)

総評

安室奈美恵キャリアの転換期ともいえる重要な時期であり、なかなか良曲も多いアルバムです。

しかし、残念なことにこの時期の曲は「Finally」にもほとんど収録されておらず、安室奈美恵のキャリアの中でも最も影の薄い時期になっていますが、個人的には一番好きな時期です。

特にダラスのプロデュースは安室奈美恵に非常に合っており、もっと続けてほしかったですね

アルバムの総合評価:★★★★☆(4.5点)

音楽
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