八ヶ岳縦走記録①

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登山をRPG風にしてみた~八ヶ岳編①

大学生のころ、先輩と一度だけ赤岳に登ったことがある。

その時は、サンメドウズというところに車を停めて、真教寺尾根経由で登った。

あれから9年、八ヶ岳へ再び。

 

2020年9月26日 

今回は、美濃戸口からの登山。

初日は南沢経由で行者小屋へ。阿弥陀岳にピストンして行者小屋でテント泊。

2日目は、赤岳、横岳、硫黄岳と南八ヶ岳の山々を縦走し、赤岳鉱泉経由で行者小屋に戻るという1泊2日の計画。

唯一の懸念事項は、天気。

天気予報によると、初日は曇り時々雨、2日目は曇りだそう。

4日前までは両日とも晴れの予報だったのに、登山を計画したとたんに天気予報が急変。

俺が登山を計画するといつもこうなる。だから多少の雨では強行することに。

 

朝6:30 レンタカーを借りて東京を出発。天気予報通り、すでに雨がぱらついている。

美濃戸口までの道中に雨が止んでくれることを期待するも、むしろ雨は強まる一方。

11:00 とりあえず美濃戸口に到着。

登山口で準備をしてたら、バスが到着。バスから登山客がぞろぞろと下りてくる。

しまった!もたもたしてたら、バスの登山客とかぶってしまった!と思っても、もう遅い。

むしろ、この人たちもこの悪天候の中を登るのか、と考えると妙に親近感がわく。

モノは考えようだ。

雨の降る登山道へ。後から分かったが、この先の赤岳山荘まで車行けるらしい。

実際に登山道を歩いていると、後ろから何台も車が通っていった。

せっかくレンタカーで来たんだから、自分も行けるところまで車で行けばよかったと少し後悔。

11:55 やまのこ村。コロナの影響で閉鎖中。

やっぱりみんなここまで車で来てるみたい。

この先の駐車場も車がいっぱい。

赤岳山荘。こちらは営業中。でも特に用事はないためスルーして先に進む。

すぐに美濃戸山荘が見えてくる。こちらも営業しているようだ。

そろそろザックが肩に食い込んできて、肩が痛くなってきた。テントやシュラフが入っているのでザックはそれなりに重いが、このくらいの重さであれば昔は何ともなかったのに。

自衛隊にいたころは、もっと重い荷物を背負って、50kmとか100km歩いたりさせられていたんだから。

大分体がなまってしまったようだ。

北沢と南沢に途中で分かれるが、行者小屋に向かうので南沢へ。

苔が綺麗だ。アクアテラリウム用に苔を持って帰りたかったが、それはやってはいけないこと。

登山客とはほとんどで出会わず。おそらく、赤岳鉱泉につながる北沢ルートで登る人が多いのだろう。

北沢の方が南沢に比べて距離が短いし、なんたって赤岳鉱泉ではお風呂に入れるからね。

この南沢、結構距離が長い。初めのうちは苔が綺麗でワクワクした気分であったが、それも10分で飽きる。

同じような景色が続くし、途中の白河原からは石がゴロゴロしててなんとも歩きにくい。

15:00 ようやく行者小屋に到着。

地図上のコースタイムでは2時間30分なのに、なんと3時間もかかってしまった。

途中で登山道にmicroSDカードを紛失して、それを探したりしていたから無理もない。

気が付けは雨はやんでいるものの、相変わらずの曇天模様。

当初の予定では、テントを張って、荷物をテントにデポして阿弥陀岳にピストンする予定であったが、そんな気力も体力もとうになくなっている。

なにより、長時間重い荷物を担いできて、肩が痛い。

仕方ないので、テントを張って、この日はテントでゆっくり過ごすことに。

久しぶりにテント設営であったが、割とスムーズにできた気がする。モンベルのテントは設営が簡単でいいね。(そもそもモンベルのテントしか知らないけど)

少し早いけど、晩御飯の支度。

定番のどん兵衛とレトルトカレー。このレトルトカレーは、宮崎では有名な「戸村のたれ」のカレーで、ルーの隠し味に戸村のたれが入っているとのこと。めっちゃ美味しい。

18:20 辺りは真っ暗。山は暗くなるのがとても早い。

満天の星空を楽しみにしていたが、星は一つも見えず。

明日も朝は早いから、早めに寝ようとするも、隣のテントの人がうるさくてなかなか寝着けず。

しかも、持ってきたエアーマットに穴が開いていたようで、背中が痛い。

さらに夜中になると雨が強まり、テントに打ち付ける雨音が響き渡る。

ある程度覚悟はしていたものの、ひどい夜だ。

赤岳鉱泉を選んだ人々は、温かいお風呂に入り、今頃は立派な山荘の中でスヤスヤと眠っているのだろうか。

明日はもう、阿弥陀岳と赤岳に登ってさっさと下山しよう!

そして早めに東京に戻ろう。うん、それがいいに違いない!

心の中でそう決意し、眠っては目が覚めてを何度も繰り返す長い夜が過ぎていった。

続きはこちら→八ヶ岳縦走記録②

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