
突然ですが、あなたはいくつザックを持っていますか?
私は現在4個持っています。処分したのも含めると、5個買っています。
容量は、購入順に、
30リットル(既に処分済み)、70リットル、45リットル、35リットル、25リットル
です。
ブランドは、それぞれオスプレー、モンベル、Coleman、Gregory、カリマーです。
特にコレクションをしているつもりはありませんが、いろんな山を登るにつれてどんどん増えていきます。
最初は30~35リットルがおすすめ!
最初に買ったのはオスプレーのクェーサーという、30リットルのザックでした。
なぜオスプレーにしたかというと、友人がたまたまオスプレーのザックを持っていて、それがカッコよかったからです。
30リットルにした理由は、登山やタウンユースでも使えそうだったからです。
これがなかなか使いやすい大きさで、日帰り登山にはもちろん、富士登山や簡単な山小屋泊にも使える、登山初心者にはまさにオールマイティーなザックでした。
しかし、2点難点がありました。
1点目は、ファスナーがザックの生地を頻繁に噛んでしまうこと。
生地を噛まないように注意してファスナーを開けないと、ほぼ毎回生地を噛んでしまうので、特に急いでいる時などはイライラの原因にもなりました。
2点目はバンジーコード付きのザックだったため、コードが木の枝などに引っかかる点です。
いろんな場所に引っかかりすぎて、結局バンジーコードは留め具が壊れてしまいました。
テントやシュラフも入る縦走用の大型ザック!
次に買ったのは、モンベルの70リットルザック、ZERO POINTです。

このザックは、友人と3泊4日で北アルプスを縦走した際に買いました。
なぜモンベルを選んだのかというと、単純に安かったからです。(本当はグレゴリーのが欲しかった。)
70リットルの大容量なのでシュラフやテントも楽々入りますが、内部が上層と下層に分かれておらず、きちんと整理整頓して入れないと取り出すときに大変です。
一応横にファスナーが付いているので横からも荷物を取り出せますが、あまり大きくないので、底に入っているシュラフなどを取り出す際は、結局中身を全部ひっくり返すことになります。
やはり二層に分かれているザックの方が何かと便利だと思います。
コッヘルやコンロ、食材も十分入る大きさ!
次に購入したのは、ColemanのMt.Trekという45リットルザックです。

コッヘル、コンロやジェットボイルなど、山の道具も充実してきて、30リットルと70リットルの中間サイズのザックが欲しいな~なんて思っていた時に、ちょうどスポーツ店でこれを見つけたので買いました。
山料理に興味を持ち始めたのもこの頃です。
Coleman製品は安いのが魅力的です。それでいて、品質もほかのメーカと特に劣るところはありません。
ただ、Colemanは登山用品メーカーというとキャンプ用品メーカーのイメージが強いからか、熟練の登山家でColemanのザックを背負っている人はほとんど見たことがありません。
やっぱりColemanは、キャンプやタウンユースイメージが強いのでしょうか?
しかし、このザックは本当に機能的で、今でも大変お世話になっています。

調理器具を持って行く場合はオスプレーの30リットルでは少し小さいので、このザックを使っていました。
衣類がかさばる冬季の山小屋泊登山でも、このザックを使います。
このサイズのザック、ちょっと道具が充実してきた脱初心者くらいの時期には、ほんとにちょうどいい大きさです。
そしてここにきて、オスプレーの30リットルのザックがついに限界を迎えます。
生地もだいぶ擦れてきて、ファスナーも壊れてしまい、処分してしまいました。
あまりにファスナーが生地を噛むため、正直ストレスもたまるし、使いづらかったです。
しばらくはColemanの45リットルザックで凌いでいたのですが、やっぱり30リットルくらいのザックがないとどうにも不便なので、新しいザックを買うことにしました。
日帰りの縦走登山に大活躍!

念願のグレゴリーの35リットルザックを手に入れました。
好日山荘でセール品で出ていたので、定価よりちょっと安く買うことができました。
日帰りの縦走登山はこれで十分です。
衣類がかさばる冬山も、日帰りであればこのサイズで十分です。
大は小を兼ねる、ということで荷物が少ないときでもこのザックを使うようにしていたのですが、ある時ちょっとした事件が起きました。
大は小を兼ねない
その日は、着替えなどの荷物は車に置いて、 食料、レインコート、ペットボトル、タオル、行動食、ヘッドライトと、必要最低限の物だけをもって登山していました。
食料も少なくなり、ザックも軽くなった下山中、かけ足で進んでいると、ザックの中がドサッドサッと音を立てていました。
荷物が少なくなり、ザックの中で荷物が暴れていたのです。
そのまま無視して進んでいると、
ドサッ、ドサドサッ、と大きな音がしました。
後ろを振り返ると、ザックの下部のファスナーが全開になっており、ザックの中の荷物が地面に散乱していました。
荷物が少なかったためにザックの中で荷物が暴れて、その衝撃でザック下部のファスナーが開いてしまったようです。
幸い広い登山道だったので、荷物は全部無事でしたが、場所によっては崖下に荷物が落ちていたかもしれません。
荷物が少ない時用に!

結局、その時の荷物の量に合わせてザックの大きさも適切なものにしなければいけないことが分かりました。
なので、荷物が少ない時用に25リットルのカリマーのセクターというザックを買いました。
カリマーにした理由は、好日山荘でセールになっていたこと、あとは二層式になっていおり、荷物が取り出しやすそうだったからです。
25リットルのザックで二層式になっているのはおそらくこのカリマーのセクターのみです。
Let’s go to 好日山荘🏔↑
まとめ
確かに、ザックが小さくて荷物が入りきらないよりは、少し大きめのザックで多少余裕があるくらいのほうがいいですが、やっぱりザックもその時の荷物の量に合わせたものがベストだと思います。
日帰り登山用に25~30リットル、縦走や山小屋泊用に40~45リットル、テント泊用に60~65リットルと、容量別に3種類くらいはザックを持っていていいのかなと思います。
最後に、同じ容量のザックでも、メーカーや型によってファスナーの位置や収納の構造など様々です。
しっかり実物を見て確認し、そして実際にお店でザックを背負ってみて、自分に合ったザックを選ぶことが一番大切です。
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