2021年元旦。
17年9カ月使ってきたauの携帯電話を、格安SIMのスマホに変えることにした。
高校生のころからずっとauを使ってきたわけだが、そもそもなぜauの携帯を使っていたのかというと、当時実家周辺はauしか電波が入らなかったのだ。ただそれだけだ。
あとは、当時のauの学割は、多分ドコモやJ-Phoneよりも安かったような気がする。
auの携帯料金が高い!
今回格安SIMに変えようと思い立った理由は1つだ。
毎月の携帯代が高い。高すぎる。
ちなみに俺の毎月の携帯の支払いは、機種代を除いて約8500円だ。
内訳はこんな感じ。
・スーパーカケホ/V 1480円(2年契約+家族割で1500円の割引されている)
・LTE NET 300円
・ピタットプラン(~5G) 4700円
・消費税 690円
・アップグレードプログラムEX 390円
・故障紛失サポート 380円
・スマートパスプレミアム 548円
プランの見直しも実施したし、機種変更のときも各種割引をフル活用してる。(アップグレードプログラムEXはその弊害。この2年契約縛りのループからも今回抜け出したかった)
ピタッとプランで契約してるので、毎月5ギガを越えないようにと目標を決めて、計画的にネットを利用している。(なので、月末にはネットの利用を我慢をすることも少なくなかった)
まあ、故障紛失サポートとスマートパスプレミアムはもっと早くに外しても良かったのだが、両方外していたとしても7500円を超える金額だ。これに機種代の2400円を合わせたら、結局1万円程度になる。
スマホが必須の現代において、この毎月の出費は痛い。やっぱり携帯代をもっと節約する必要がある!
不安材料を解消!
前々から格安SIMの魅力は気になっていたのだが、なかなか決心できなかった理由は主に以下の3つ。
1 これまでのドメイン(ezweb.ne.jp)が使えなくなる。つまりメールのアドレスが変わってしまう。
2 家族(5人)でauに入ってるので、自分がauを抜けると他の家族の携帯料金が若干高くなってしまう。さらに、家族間の通話無料サービスがなくなってしまう。
3 au電気、biglobe光(auを使っていると割引が効く)、auのクレジットカード、auじぶん銀行と、au絡みのサービスを複数使っている。
ただ、これらの問題も杞憂であった。
1つ目のメールのドメインについては、主に両親と連絡を取るときにauのメールを使っていたのだが、両親が最近ラインを導入したので問題なし。
2つ目の家族割の料金の件は、きちんと家族に事情を説明したのでOK。家族間の無料通話サービスがなくなることについては、今後家族とは基本的にライン通話で連絡を取り合うことにしたので、これもOK。
3つ目、これが一番気にしていたというか、面倒だと思っていたことなのだが、結論から言えば特に何も心配はいらなかった。
まず、au電気はそのままソフトバンク電気に変更。(料金体系はほとんど同じ)これは勝手にお店の人が手続きをやってくれた。
biglobe光は、ソフトバンク光に変更。(3年契約の縛りがあったので違約金がかかるが、ソフトバンク光が違約金を払ってくれるので問題なし。)
auのクレジットカードも、auをやめてもそのまま継続して使える。(1年間カードの利用がないと年会費がかかるので注意が必要だが、このままauのクレジットカードを使い続ける予定なのでこれも問題なし。)
auじぶん銀行も普通にこのまま使える。auをやめたからと言って、特に別料金が発生したり、サービス内容が変わることはない。
いざ、Y!mobile(ワイモバイル)へ!
こうして不安材料をすべて解消し、ワイモバイルに変更!
格安SIMの中で、なぜワイモバイルにしたかというと、
・まず楽天モバイルは、自分が住んでいる地域が楽天モバイルの自社回線のエリア外だったので今回は除外。(一年間無料は魅力だが、仕方ない)
・UQモバイルは、ワイモバイルと料金もほとんど同じなのでこちらでも良かったのだが、せっかくの機会なのでau系列からいったん離れてソフトバンクを使ってみよう、と思いUQもパス。
最近のauの囲い込み方針や、アマゾンプライムとかのコンテンツサービスのセットプランにはうんざりしていたのだ。プランも多すぎて、もはやわざと複雑にしているようにしか思えない。
さらに、長年使っているユーザーに対する見返りも少なく、愛想が尽き始めていた、という理由もある。
一方のワイモバイルはプランが実にシンプルだ。
通信容量に応じて、3ギガまで、10ギガまで、14ギガまでの3つのプランしかない。
これに、どのプランにも10分以内の通話なら毎回無料という通話プランが付いてくる。
今回は10ギガまでプランにしたが、料金はなんと3680円。
これにいろいろな割引が付いてきて、最終的な料金は、最初の半年は月々の支払いが2621円。その後も月々3391円。
驚愕の安さだ。
これまでは月々8500円も払っていたのに、通信料は5ギガで、無料通話の時間も5分だった。
それが、月々2621円の支払いで、通信料は10ギガに増え、無料通話も10分になった。
格安SIMは通信が遅くなる、という話もあるが、実際に使ってみた感じはいままでと全く変わりがない。
まあ、ワイモバイルはソフトバンクの回線を使っているから当たり前なのだが。
大分料金が安くなるのは分かっていたのに、なぜもっと早くに変えなかったのだろう。
まんまとauの囲い込み戦略にはまっていたわけだ。
今後の方針
総務省の通達により、現在携帯大手各社が料金引き下げに試行錯誤しているようだ。
そんな中、ドコモがahamoを発表したことで、今後auも似たようなプランを出すことは予想できるが、それでも当分はワイモバイルを使ってみようと思う。(そもそも、もうauに期待はしていないが)
昨年12月発表したプランで、auにはほとほと愛想が尽きてしまった。
もし、もっと安くなるプランが今後出てきたならば、それはその時にまた検討すればいいだけの話だから。
結論!格安SIM最高。
※5G(ファイブジー)はワイモバイル未対応なので、5Gにこだわる方は大手キャリアの方が良いかもしれません。ワイモバイルの5Gは、2021年2月からエリアごとに順次提供開始となるようです。