インナーを買おう!
春夏の登山に向けて、登山用のインナーを見に行きました。
今まで特にインナーは着用しないことが多かったのですが、最近はファイントラックなど、様々な製品が出ているので、ちょっと気になって立川の好日山荘に行ってみました。

立川の好日山荘。ビルの6階にありますが、調布の好日山荘に比べると広いです。
最低限のものなら、ここでだいたい揃います。
さっそくインナーのコーナーへ。
ファイントラックとミレーのドライナミックがすぐに目につきます。
ファイントラックのスキンメッシュと、ミレーのドライナミックメッシュ、どっちが評判がいいかネットで調べてみましたが…
ファイントラックのスキンメッシュは、着心地はいいが汗をかくと若干べたつく、手入れが面倒、洗濯すると段々効果がなくなる、などなど。
一方のミレーのドライナミックメッシュは、着たときのごわつき感がある、変態扱いされる、などなど。
ネット上でも、スキンメッシュ派とドライナミック派とが半々くらいです。
とりあえず店員さんにどっちがいいのか聞いてみました。

登山用のインナーで、ファイントラックのスキンメッシュとミレーのドライナミックメッシュで迷ってるんですけど…

どっちも同じような効果ですけれど、ドライナミックは保温性があります。冬山にも登るのでしたら、普通のスキンメッシュだと寒いかもしれません。冬山も登りますか?

冬山はよく行きますよ。

スキンメッシュにするなら、普通のスキンメッシュと、冬山用にスキンメッシュウォームの2つ揃えたほうが良いですね。ドライナミックでしたら、これ1枚で夏も冬も対応できますよ。

じゃ、ドライナミックで!(お金ないし…)
ということで、ミレーのドライナミックメッシュを買ってみました。
ミレーのドライナミックメッシュとは?
フランスのアウトドアメーカー、ミレー(Millet)が製造している、登山用のインナーです。
登山用のインナーといえば、ファイントラックのスキンメッシュと、このミレーのドライナミックメッシュが人気なのです。

ご覧の通り、メッシュのインナーです。
今回は上下セットで購入しました。

肌がもろに見えます。通気性は抜群に良さそうですね。
これはインナーなので、基本的に下着として直に着用します。
着用すると、こんな感じです。

着る場所とタイミングを間違えると、間違いなく変態扱いされます(笑)
体にぴったりフィットするくらいがちょうどいいサイズです。
かなり伸びる素材なので、ちょっと小さめを買うくらいがいいかもしれません。
逆に、サイズが大きくてダボダボの状態だと全くインナーとしての意味がありません。
最初は少し肌に食い込む感じがありますが、そのうち気にならなくなります。

インナーの上には、速乾性のシャツがおすすめです。
シャツは、バーグハウスの速乾性のTシャツを着ています。
ズボンはモンベルのマウンテントレーナーパンツです。
着てみた結果。。

今回購入したドライナミックメッシュを着用して、扇山~百蔵山を縦走してきました。
晴天で、ちょっと動くと軽く汗ばむほどの陽気でしたが、ドライナミックが汗を吸収するのでTシャツがべたつかず、非常に快適です。
また、メッシュになっているので通気性がよく、蒸れたりインナーがべたつくこともありません。
さらに、普段はザックを背負っている背中の部分が汗で湿っていたのですが、ドライナミックを着用すれば、それもかなり防ぐことができます。
かなり快適に登山ができました。
デメリット
このドライナミックの最大の難点は、着脱がめんどくさい点です。
そもそも体にフィットするインナーなので着脱しにくいのですが、これは生地がメッシュになっているのでさらに脱ぎづらいです。
普通に脱ごうとするとメッシュの生地だけが伸びて全然脱げません。
無理に脱ごうとすると、メッシュが破れて穴になってしまいますので、破れないように気を使って丁寧に脱がなければなりません。
また、メッシュが肌に食い込んで、皮膚に網目状のうっ血が出ることがあります。
もちろん自然に消えるので何の問題もないのですが、もしかしたら温泉などで周囲に変な目で見られるかもしれません。
温泉などで服を脱ぐときも、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、れっきとした登山用のインナーなので、堂々と脱ぎましょう。笑

俺はドライナミック派。
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