hitomiシングルレビュー②

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前回まではこちら

さあ、後半戦です。ここからはLOVE2000を皮切りに、hitomiの最盛期となります。

精力的にシングル、アルバムもリリースし、良曲が多い時期でもあります!

それではさっそく見ていきましょう。

17 LOVE2000 最高位5位 売上数37.3万枚

作曲は鎌田雅人。あまり有名な作曲家ではありません。代表曲もこのLOVE2000くらいだと思います。

…が、ここからhitomiの最盛期が始まります。

劇空間プロ野球のテーマ曲にもなり、初登場は5位と前作から多く息を吹き返します。

売上げは、CANDY GIRLに次いで2番目です。

実際、hitomiはこの曲から今までとは全体的な雰囲気も変わって、ここから心機一転、みたいな感じもあります。

そして、その後シドニーオリンピックで金メダルを取った高橋尚子選手がレースの本番直前に聴いていたという話題性もあり、かなりのロングヒットとなりました。

hitomiの代表曲であり、名曲です。いまでも甲子園のブラバン、マラソン関係の番組ではよく流れますね。

ちなみに20年後を歌ったLOVE2020という曲もあります。(YouTubeで見れます)

安室奈美恵の曲にも同タイトルの曲がありますが(発売は安室の方が早い)、最終的にはこちらの方が売れてしまい、LOVE2000と言えば一般的にはhitomiの曲の方を思い浮かべる人が多いでしょう。

 

18 MARIA 最高位12位 売上数10.9万枚

作曲は多胡邦夫。LOVE2000から約3か月後のリリース。

曲は悪くないのですが、オリコントップ10は逃してしまいます。

が、売り上げはしっかり10万枚を超えています。

ロック調でカッコいい曲です。クラブのお立ち台で歌ってるPVも好きです。

 

19  キミにKISS 最高位9位 売上数11.0万枚

前作に続いて多胡邦夫さんの曲。

新規ファンも獲得して、売り上げも安定してきました。

この頃のhitomiは、歌詞の最後にカタカナを使ことが多いのですが、

例)やっぱりダメとかネ 今日は大丈夫だとかネ(hitomi 「キミにKISS」より)

それが当時はちょっと苦手でした。笑

曲は普通にいい曲です。

 

20 INNER CHILD 最高位16位 売上数5.1万枚

作曲はセンチメンタル・バスの鈴木秋則。

色々な歌番組で積極的にプロモーション行ったにもかかわらず、売り上げは前作から半減します。

オリコンも16位と低調気味。

これはただ単に曲が悪いです。翌年発売のベストアルバムにもなぜか収録されていません。

鈴木秋則、たのむよ!と当時は心の底から思いました。

今聞いてみると、そんなに悪い曲ではない気もしますが、まあでもやっぱり微妙ですネ。

 

21 IS IT YOU? 最高位4位 売上数19.1万枚

作曲は森本康介。

ちなみに森本さんは、のちに嵐や倖田來未など大物アーティストにも曲を提供する売れっ子になるのですが、この作品がデビュー作なのです。

月9の主題歌にもなり、オリコン初登場はなんと4位

初週の売り上げだけで前作を大きく上回り、7万枚を超えてきます。

最終的な売上げも20万枚に迫るくらいに回復しました。

いい曲です。

 

22 I am/innocence 最高位7位 売上数9.6万枚

hitomi初の両A面。(トリプルA面はありましたが)

作曲は、両曲ともday after tomorrowの北野正人。

PVはinnocenceしかないので、ランキングではいつもinnocenceの方が流れていました。

どちらの曲も名曲です。I amは、犬夜叉のオープニング曲になってました。

ほんとに、もっと売れてもいいくらいの名曲です。

 

23 SAMURAI DRIVE 最高位3位 売上数14.6万枚

CUNEのカバー。歌詞は一部がhitomi仕様に変更されてます。

初週の売上げは4万枚程度ですが、初のトップ3入り

いまでも根強い人気があり、こちらもhitomiの代表曲と言っていいでしょう。

和服にサングラスのジャケットがかっこよかったのを覚えています。

ロングヒットとなり、売り上げも前作を上回りました。

 

24 Understanding 最高位10位 売上数5.4万枚

作曲は再び森本康介。前作から1カ月でのリリース。

ソルトレークオリンピックの番組で流れてました。

いい曲なのに、ランキングはギリギリトップ10入り。売り上げも大幅に下がります。

直前に発売されたアルバムのシークレットトラックに、この曲のサビが収録されているのですが、それがこのシングルの売り上げ不振の原因だと勝手に思っています。

森本さんの曲は疾走感のある曲が多く、とても好きです。

 

25 flow/BLADE RUNNER 最高位9位 売上数3.9万枚

作曲は、あの鈴木秋則(1曲目)。と深見真帆さん(2曲目)。

サバイバーという番組のテーマ曲でした。

なんというか、微妙です。

ちなみにこのシングルの2週間後にhitomi2枚目のベストアルバムが発売され、見事1位を獲得しています。

hitomiの最後のトップ10入り作品(2021年1月現在)となります。

個人的には、LOVE2000からこの曲までがhitomiの全盛期です。 

26 ヒカリ 最高位16位 売上数2.1万枚

作曲は小幡英之さん。

休養期間を経て1年半ぶりのシングル。

ですが、その間に結構な数のファンが離れてしまったようです。

ここからは右肩下がりになり、曲も微妙になってきます。

 

27 心の旅人/SPEED☆STAR 最高位27位 売上数1.1万枚

両A面。1曲目は北野正人作曲。2曲目はTRIPLANEのカバーです。

悪い曲ではないのですが、トップ20にも入れません。

 

28 Japanese girl 最高位18位 売上数2.5万枚

作曲は、Avant Garde。誰だろう?

1年1か月ぶりのシングルです。

前作よりは売れたようです。

 

29 Love Angel 最高位34位 売上数0.9万枚

作曲は、再びAvant Garde。どこの国の人だろう?

なんというか、 よく分からない曲です。カップリングレベルの曲です。

 

30 CRA “G” Y☆MAMA 最高位46位 売上数0.4万枚

作曲は、またAvant Garde。

個人的に、この3連続のAvant Garde曲が、ファン離れをさらに加速させたと思います。

最高位は46位にまで落ちます。

 

31 GO MY WAY 最高位22位 売上数2.1万枚

作曲は、なんとあの本間昭光さん!(ポルノグラフィティのラテン調の曲を作ってる方です。)

弁護士のくずの主題歌になり、聴いたこともある人も多いのではないでしょうか。

本間さんの曲だけあっていい曲です。この曲も、お得意のラテン調の曲です。

売り上げも前作よりは大幅にアップしました。

ポルノグラフィティにぜひ歌って欲しい曲調です。

 

32 アイ ノ コトバ 最高位49位 売上数0.3万枚

作曲はmo’doo-。なんて読めばいいのかもわかりません。

なんか、、全盛期のような曲とは程遠くなってしまいました。

売上げも3000枚程度まで落ち、一応ここで歌手としての活動は一区切りです。

 

この後、出産とかいろいろあったようで、この次のシングルは約3年後となります。

が、この後の曲はよくわかりません。(スミマセン…)

以上、hitomiのシングルレビューです。

全盛期は、落ちていく他のファミリーをよそ目に、なかなかの活躍ぶりでした。

昨今では批判も多い彼女ですが、周りに惑わされることなく、自分を貫く生き方はカッコいいと思います。

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