キンカチョウのヒナの死

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前回まではこちら

 

前回までの流れを簡単に説明する。

3羽のキンカチョウのヒナが孵化したものの、親鳥が育児放棄をして2羽が餓死してしまった。

そのため、残りの1羽を自分でキンカチョウのヒナを俺が育てることにした。

という流れである。

 

1月9日。

ひたすらスプーンでエサを与える。

食いつきはいいのだが、まだ上手く飲み込めないようで、なかなかそのうも膨らまず。

挿し餌の水分を多めにして、時間をかけて流し込むようにエサを与える。

ようやくエサを与え終わる。

そのうは膨らんでいるが、大部分は空気で膨らんでいるようにも見える。

 

翌1月10日。

エサをあげるのにいつも一苦労なので、ネットで色々調べた結果、フードポンプを使ってエサを直接流し込む方式に変更。(今思うと、この判断がいけなかった)

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早速使ってみる。

が、パウダーフードがポンプの先の部分にすぐ詰まってしまい、なかなか使いづらい。

なんとかエサを与え終わる。

とりあえず、ヒナは元気そうにしていて一安心だ。

 

1月11日。

少しずつフードポンプの使い方にも慣れてきた。

エサはだいたい3時間おきに与えているが、エサをあげる時間になると、そのうはいつもぺちゃんこでピーピー鳴いている。

エサの量が少ないのかな?(挿し餌は水を多めにしているので、ほとんど水分だし)

それとも、エサをあげる時間の間隔が長すぎるのかな?(某ブログによると、生まれて間もないヒナは2時間置きにエサを与えないとだめだ、と書かれていた)

色々と考えるも、とりあえず今日もヒナは元気にしている。

 

1月12日。

いろいろ飼育に悩みつつも、そろそろ目が開いてくるかな?というくらいにまで成長してきた。

だいぶ大きくなってきたし、ちょっと多めにエサをあげても大丈夫かな?いつもおなかをすかせて可哀そうだし…

この判断が、最大の失敗だった。

 

夕方のエサをあげ終わって、しばらく経って再び様子を見てみると、ヒナがあおむけになって動かなくなっている。

…しまった!

急いでケースから出し、ヒナの様子を見る。

すぐに原因は分かった。

エサがのどに詰まっているのだ。

すぐに詰まったエサを取り除くも、時すでに遅し。

ヒナが再び動くことはなかった。

今思うと、直前のエサやりで与えたエサの量が多かったような気がする。

エサをあげる時間の間隔も狭かったような気がする。

エサやりにも慣れてきて、油断していたのかもしれない。

 

エサを与えた後、すぐに目を離すのではなくてしばらく様子を見てればよかった。

フードポンプじゃなくてスプーンでエサをあげてればよかった。

そもそも俺が親鳥から取り上げなければ、もしかしたら親鳥はこの子だけはきちんと育てていたのかもしれない。

 

色々と後悔したが、もう遅い。

孵化してからちょうど1週間。

本来ならまだ親鳥に育ててもらっている頃だ。

 

改めてヒナの飼育の難しさを実感した。

色々と悩んだが、今後の戒めとして今回の記事を書くことにした。

 

それにしてもここ最近、キンカチョウ関連で暗い気持ちになることが本当に多い。

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