今回はセキセイインコのオスとメスの見分け方です。
いきなりですがクイズを出します。
この子はオスとメス、どっちでしょうか?
正解は、
オスです!
続いてこの子。
オス、メス、どちらでしょうか?
正解は、、メスです。
オスは、ろう膜と呼ばれる鼻のあたりが青くなります。
一方でメスは、茶色っぽくなります。
比べてみると、はっきりと違いが分かりますね。
但し、これは成鳥の場合です。
続いて、生後約1カ月のヒナちゃんず。
ご覧の通り、この段階ではろう膜にはっきりとした違いは見られませんが、メスは鼻の穴を中心に、ろう膜が若干白っぽくなる傾向にあります。
上の画像でろう膜をよーく見てみると、一番右の子がなんとなくメスかな?という気がします。
しかし、成長するにつれて、ろう膜の色が変化することもあるので、ヒナの段階でろう膜でオスメスを正確に判別をすることはかなり難しいです。
生後3か月くらいで、ろう膜の違いが段々とはっきりしてきます。
下の画像は、生後4か月のヒナたちです。
この中に1羽メスがいますが、分かるでしょうか?
答え合わせ。
上の枝に止まっている2羽はオスです。
ろう膜はきれいな青色になっていますね。
そして下の枝に止まっているこの子がメスです。
ろう膜は薄ピンク色ですね。
生後3か月くらいを過ぎると、はっきりとオスとメスの区別がつきます。
生後1か月の画像をもう一度確認してみましょう。
実はこのような結果でした。
当初の予想通り一番右の子がメスでした。
生後1か月の段階で、一番右の子がメスかな?と思った理由はもう一つあります。
圧倒的に、セキセイインコのメスに多く見られる特徴的な行動があるのです。
それが、これです。
メスは、エサ箱の中やエサ箱の下の隙間など、狭いところにやたらと入りたがる傾向にあります。
また、エサ箱に入って、中のエサをかき出して散らかすのもほとんどがメスです。
現在ウチには2羽のメスのセキセイインコがいますが、このような行動をするのは、メスの2羽のみです。
生後1か月くらいのヒナの段階から、この行動は見られます。
ほかに、オスとメスを見分ける特徴としては、おしゃべりが得意なのはオスです。
メスにもおしゃべりをする子はいるそうですが、オスのほうがいろんな言葉を覚えます。
が、おしゃべりを覚えるのはある程度時間が必要なので、生後1か月くらいのヒナの段階で、おしゃべりでオスかメスかを判別するのは難しいでしょう。
また、エサの吐き戻しをするのもオスの特徴です。
が、これも生後1か月程度のヒナの段階ではあまり見られません。
メスはオスに比べて頭が若干平べったい、などという特徴も聞いたことがありますが、この違いは私はいまだによくわかりません。。